業務内容のご紹介

調査の様子

株式会社絆志ボーリング工業では長崎県を中心に、九州圏内で各種ボーリング工事、地すべり防止対策工事を行っております。長崎県内でもボーリング調査から地すべり防止対策工事まで両方とも行っている業者は少なく、併せて行うことができるのは弊社の強みでもあります。弊社では主に土砂災害などを防ぎ、自然や人々の暮らしを守るための施工を行います。

モノレールも自社で所有している為、急傾斜地や砂防ダム等の作業もモノレール張りから一貫して行える事が弊社の強みです。

営業種目

<各種ボーリング工事>

・ボーリング調査
・水抜きボーリング工事
・集水井ボーリング工事

<地すべり防止対策工事>

・ロックボルト工事
・ノンフレーム工事
・永久アンカー工事
・除去式アンカー工事
・急傾斜地改良工事

ボーリングとは

ボーリング(boring)とは掘る、突き通すを意味する英語の「bore」から由来しており、大地に円筒状の穴を開ける作業のことです。ボーリング工事では筒状に掘った土の状態から地面の中の状態を確認したり、地面の中の状態を良くするために穴を掘って余分な水分などを抜く、もしくは必要な素材を追加する工事を行ったりします。

例えば建物を建てる時や道路の施工を行う時、建物を建てても大丈夫な地盤かどうかを確認するためには地面の硬さや性質など、中身を確認しなければいけません。そのため地中の一部を筒状に抜き取り、地層の性質や状態を確認し、施工しても問題がない地盤かどうかを判断します。そしてもし水分をたくさん含んでいる状態だった場合は地すべりなどの可能性もあるため、水抜きなど必要な工事を行うのです。

建物を建てる場合だけではなく、地すべり防止やトンネルやダムなど山の中での建設、そして災害時にも、地すべりや崩壊の危険性がないかどうか確認するためにボーリング調査は行わなければいけません。基礎となる地盤の強度や地質の状態はあらゆる工事において重要となるため、ボーリング工事は人々の安全と暮らしを支えるために必要不可欠な工事であると言えます。

調査の様子

主な業務内容

主な業務内容をご紹介しております。

調査ボーリング工事

筒状に掘り出した土から地面の中がどうなっているのか地質調査を行う工事です。深さごとに土のサンプルを取り、土の質や強度を確認して工事に適した地面か確認するほか、地下水位の測定や地面の中にある資源の調査、地盤の沈下や液状化の危険性がないかの調査など、あらゆる目的で行われます。

調査の様子

水抜きボーリング工事

地すべりの可能性がある山や急斜面などの横側に穴を開け、専用の管を通して地中に溜まった水を取り除く工事のことです。地面を安定化させて地すべりのリスクを下げることを目的とした、地すべり防止対策としてよく行われている工事で、専用の管から輩出した水は再び地面へと染み込まないように水路へと流します。

水抜きボーリング

集水井ボーリング工事

地すべり斜面の付近に地中の余分な水を集めるための井戸を作り、専用の管で水を排出して地すべりや地質の状態を改良するための工事です。井戸の深さは浅くても10メートル、深いと30メートルもの規模となる場合もあります。

作業の様子

ノンフレーム工事

ロックボルトという補強材や専用のワイヤーロープなどを用いて、斜面を固定して安定性を保つための工事です。木を切ったり斜面を削ったりすることなく施工することができるため、自然のままを壊さずに安全な環境を作ることができます。

ロックボルト工事

鉄筋挿入工事

棒状の専用補強材(ロックボルト等)を専用の機械で斜面に打ち込み、補強材の引っ張る力を利用して斜面や人工的に削った面を補強する工事です。モルタルなどを吹き付けて斜面を固定する法枠工事だけでは斜面が安定しない場合に行う施工です。

鉄筋挿入工事